ご葬儀の流れ ~大切な人を送るために~
※ご葬儀の流れを1コマずつゆっくりとご覧になりたい場合は、イラストの左右にある<>マークをクリックしてください。
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心残るにお葬式とは何でしょうか?
みなさん一人一人が思い浮かべるものは様々だと思います。
でも想いをカタチにすること、思いを伝えることではないでしょうか?
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病院~ご自宅
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深い悲しみのなかですが、これからのことも考えていかなくてはなりません。
万が一の時に慌てない為にも、どんな形でお別れをするのかを家族で話したり、
家族の希望を受け止めてくれる葬儀社を選んでおくことも大切です。
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連絡を頂ければ、すぐにお迎えにあがります。
ご自宅に帰れない事情がある場合には、ご安置施設もありますので、ご相談ください。
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ご自宅に着いたらお布団のご用意をお願いします。
介護ベットでも構いません。
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ご家族のみなさんで「お帰りなさい」とお迎え下さい。
玄関から入る、縁側から入る等、地域性があればお伝えください。
ご自宅が狭い、階段が急であるといって、家に帰れないと諦めている方も一度、ご相談してください。
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人生が一人ひとり違う様に葬儀のカタチも同じものはありません。
その人となりやご家族の想いをお伝え下さい。
お打合せは、見積もりだけではなく、想いを形にしていくことです。
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故人様を囲んでの想い出話、忘れかけていた想い出を振り返る、
そんな時間も大切なのではないでしょうか?
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遺影を作るための写真が無いという方が多くいらっしゃいます。
兄弟や親せきの方にも声をかけてみてください。
写真選びを通して、共に過ごした時間を思い返すかもしれません。
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入院が長くお風呂に入れなかった方など、シャンプー、爪切りも含めて
身だしなみを整えて送ることが出来ます。
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極楽浄土への旅支度を行います。
ご家族にとって最期の身の回りのお世話となります。
どうぞ皆様の手で身支度を整えてあげてください。
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納棺の儀は「死」を受け入れるための大切な儀式の一つです。
スーツやお気に入りの服を収める事もできます。
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家族葬が増えた昨今、ご近所の方もご葬儀に参列されないこともあります。
何十年とお付き合いをされた、ご近所の方々にとっても、送る気持ちがあるものです。
そんな方々にとっても、門送りはご自宅から見送る大切な時間です。
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葬儀場へのご移動は故人様と過ごす最期のドライブ。
一緒にデートした場所。お孫さんとでかけた公園。毎日の散歩道。
いつか行こうねといったあの場所へ。
そんな想い出の地を巡ることもできます。
ドライブの時は、たくさん話かけてあげて下さい!
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通夜~葬儀告別式
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香典の受取、会計、お返しものの引き渡しを会社関係・近所の町会等信頼できる方にお願いしてください。
家族葬の場合には、遠い親戚の方にお願いしてください。
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ご焼香は喪主様、ご遺族、ご親族、一般の方の順にご案内してまいります。
特に指示がなければ、焼香の作法は亡くなられた方の宗派に合わせるのではなく、ご自身の宗派に従って行います。
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故人様の趣味や愛用していた物・服・写真を飾ります。
懐かしい思い出がよみがえってきます。
家族にとって初めてお会いする方もいます。
古い友人の方から、家族も知らない意外な一面を垣間見ることもあります。
たった一枚の写真や想い出の品が、多くの時をつなぐ架け橋となります。
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お通夜が終わった後のお食事。
久しぶりに会った方々と昔話などをしながら故人様を偲んでください。
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最期のご対面、祭壇に飾ったお花でお棺をいっぱいに、お一人ずつお別れをしていきます。
「ありがとう」そんな感謝の気持ちを伝えてあげてください。
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式場からのご出棺。
火葬時間に合わせて、霊柩車、マイクロバス、自家用車などで火葬場へ移動します。
お手洗い、忘れ物にはご注意ください。
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公営斎場等の火葬場隣接の式場では、歩いて葬列を組んでのご出棺となります。
そばにいてあげられる時間が長いので、ゆっくりとしたお別れが可能です。
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精進落としは、お骨あげ又は初七日法要を行った場合に召し上がる食事の事です。
昨今では葬儀当日に初七日法要を行うことが一般的になりました。
葬儀式中に繰り上げて初七日法要を行うことで、火葬待合中などに召し上がることもあります。
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ご収骨は二人一組でお箸を使い、行います。
これは「橋渡し」と呼び、この世からあの世への三途の川の橋渡しをしてあげたいという想いからきています。
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おじいちゃんありがと
あなたにとって、こころに残るお葬式ってなんですか?
それぞれの想いを胸に 大切な方とのお別れを…
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あなたにとって、今できることはなんですか?
今しかできないことを大切にしてください。
家族にしかできないことを大切にしてください。
イラスト制作 伊原 桜祐
伊原桜祐の「にがおえ天国」